【フラワーC】良血の才能開花へ、頂点に立った兄を追う素質馬

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イクイノックスの全妹であるイクシード

イクイノックスの全妹であるイクシード


今週は、中山競馬場でフラワーカップ(G3、中山芝1800m)が行われます。 出走馬のなかで注目な存在が、キャリア1戦、イクイノックスを兄に持つ良血馬のイクシードです。

前走の新馬戦は、2歳馬にとってタフな東京芝2000mが舞台。加えて不利とされる大外枠から終始外を回る厳しい競馬となりました。

それでも直線では上がり最速33秒4の末脚を繰り出し、後続に1馬身以上の差をつけて快勝。ゴールに向けて加速していくラップで差し切った内容からも、非凡な瞬発力を感じさせます。

さらに勝ちタイムの2:00.2は、1986年以降の東京芝2000m新馬戦において最速。キャリア1戦とはいえ、能力の裏付けとしては十分すぎる内容でしょう。

血統面も見逃せません。G1を6勝した全兄イクイノックスは新馬戦快勝後、2戦目で重賞初制覇。半兄ヴァイスメテオールもデビュー勝ちの後、京成杯で4着になっています。

イクシードも同様に初戦から類稀なるパフォーマンスを発揮しており、いきなりの相手強化でも通用する可能性は十分にあるはずです。

また、兄弟は中山や福島といった小回りコースでも結果を残しており、血統的にもコース替わりに不安は感じられません。

鞍上のC.ルメール騎手も心強い存在です。過去5年の中山芝1800mでは勝率22.5%、連対率45.1%、複勝率54.9%を記録しており、同コースで30回以上騎乗した騎手の中ではいずれもトップの成績を誇ります。

まだまだ底知れぬ存在ですが、新馬戦の内容からもイクシードの素質の高さは明らか。ここでも勝ち負けに加わる可能性は高いでしょう。