専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
厩舎期待馬をもう一丁狙う!
2016/3/11(金)
どうも!美浦の古川です。
先々週の「穴ズバッ」で「新馬の仕上げに定評がある池上昌弘厩舎から期待馬」として推奨したヒカリトップメモリ。その新馬戦では関係者の期待通りの勝ち方で、ダートならかなり楽しめそうな印象を受けた。そのヒカリトップメモリが初戦と同条件の土曜中山6R・3歳500万に出走するので、再度当欄で取り上げる。
稽古では入厩当初から素晴らしい動きを見せていたが、この中間は一度使われたことによって更に良化。厩舎サイドは「中1週になるが、疲れどころか前走以上の好気配」と期待度はアップ。また「初戦はいい勝ち方をしてくれた。今回も砂を被らずに運んで行ければ、ここでも楽しみはある」といつものように控えめのコメントながら、昇級初戦から狙っているのが窺える。
このレースはアーバンスターと2頭出しの池上昌弘厩舎。そのアーバンスターに対しても「昇級初戦の前走も頑張っているから…」と言っており、岩田鞍上という点からも“親子丼馬券”は押さえておきたいところだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。