騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【新潟記念】豪華メンバーの一戦!食通レジェンド中野栄治元調教師の狙いは伏兵!
2026/8/29(土)
| 当週 美浦ウッド(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 96.1 | 80.6 | 66.2 | 51.4 | 37.1 | 11.7 | 馬なり |
先週末、2年ぶりくらいに新潟に行ってきたんだ。やはりイイところだよね。海産物は上手いし、酒が進むというものだよ(笑)
1軒じゃ足りないから2軒目に某お寿司屋さんに寄ったんだけれど、カウンターで若い女性が一人で飲んでいてね。
聞けば一人で食べ歩き、飲み歩きをしている方なんだそう。どこか紹介しようと声をかけたら、隣にいた僕の知人に「一人旅してるんだからダメだよ!」って怒られちゃった(笑)。
僕はどうしても大勢で楽しむタイプだから、つい声をかけちゃったんだ…。一人旅ってそういうものだよね。反省…。
お寿司に舌鼓を打った後は、昔から行きつけの"慶(ケイ)"という小料理屋に行ったんだけれど、相変わらず美味しかった。ここは前の代からの付き合い。今の代になってからは洋食を取り入れるようになって、タンシチューとか有名なんだ。新潟に行った際にはぜひ立ち寄ってほしいね。
その新潟から今週は新潟記念。ナンバーワンはアーバンシックだ。
菊花賞を勝ってからしばらく低迷が続いているけど、見た目だけで言うと凄く躍動感が伝わってきたんだ。
道中の走りもユッタリとしていて、3頭併せの真ん中で堂々とした動き。先を見据えていることは確かだけど、ここで復活もあり得る状態だと思う。
ダノンシーマは先週、今週ともにバランスの良い走り。先週はゴール前に一杯に追ってからの反応も鋭く、時計も速かったね。戦績的にステイヤーではあるものの、新潟の外回り2000mは持久力も要求されるので逆に合うかもしれないね。
ゾロアストロは皐月賞後に一頓挫あってここが復帰戦となるけど、イイ仕上がり。2週続けて併せたステレンボッシュよりも明らかにイイ動きだった。鼻出血明けではあるけれど、力を出せる状態だ。
最後にジュンブロッサム。しばらくイイところがないけれど、今週の坂路では回転の速い走りで素軽さがあったね。7歳だけど衰えは感じない。メンバー的に一変があっても驚けないだろう。
メイショウマドロス
日曜の狙いは中京5Rのメイショウマドロス。前走は屈腱炎による長期休養明けだったから仕方ないね。それでも大負けはしていないし、叩いた上積みは大きいんじゃないかな。初勝利時のタイムもいいし、楽に行ければもっとやれそうな馬だよ。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。






