
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
土曜日に石神深一騎手の引退式があります
2026/4/16(木)
先週は初めて乗せていただいたモズナナスター(14人気2着)が最高着順。2走前に騎乗した丸山騎手から特徴を聞いてイメージしていたとおりに乗れたと思います。さすがは矢作厩舎で素晴らしい馬。あそこまでいったら勝ちたかったですが、またチャンスをいただけることがあれば1着で駆け抜けたい。ニュージーランドTのミリオンクラウン(15人気10着)も頑張っています。重賞で距離が忙しい感じもあったので、かみ合う条件であればいつでもチャンスがあるはず。

この土曜は中山で4鞍に騎乗します。4Rのコスモアンタレスは今回初ダート。間隔こそ詰まっていますが馬は元気一杯。違った面を見せてほしいタイミングではあります。5Rのナムラハンナは新馬以来の騎乗。当時の感触を思えばここ2走が案外も、芝のマイル戦は合いそうなイメージ。キッカケを掴んであげたい。
日曜も中山で3鞍に騎乗します。2Rのハタノグランクリュはデビュー前から動きが良くて期待していました。レース後に体調を崩してしまったので、初戦は参考外としてよさそう。この中間の動きは持ち直しており、仕切り直しで期待しています。
3Rのアレステソーロの前走内容は悪くありませんが、しぶいところもあったのでブリンカー着用。調教では効いている感じがあるので、競馬でもひと押しに繋がってほしい。4Rのケナゲは夏に休んでから体調が戻り切れない現状。まともならもっと走れるはずなので、久々を叩いた効果で前進があってほしい。
週明けは月曜から火曜にかけて北海道の牧場巡りをしてきました。コロナ後は何かないと行く機会が減っていたのですが、馬に乗せていただいて、スタッフさんにも喜んでいただけたりと、それこそ人馬でいいコミュニケーションが取れました。
最後に、先週も話題にしましたが石神深一騎手の引退式が土曜日最終レース後にウイナーズサークルであります。何十年も切磋琢磨してきたライバルでもあり後輩なので、新たな門出を盛大に祝ってあげてください。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。





