トラストレイカが2番手から抜け出しV…中山新馬

12月13日(土)、4回中山3日目5Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・トラストレイカ(牝2、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.2(稍重)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・スズダリア(牝2、美浦・伊藤正厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・イオ(牝2、美浦・根本厩舎)が続いて入線した。

内からイオがハナに立ち、トラストレイカが2番手、3番手にスズダリア。人気のノボハニーチャンは序盤から行き脚がつかず、追っ付けながらの追走。比較的、馬群は一団となったままレースは進んだが、早めに仕掛けていったのがスズダリア。
しかし、ラスト1Fを通過しても、態勢に変わりのないまま、先行した3頭の追い比べに。ゴール前からトラストレイカがするすると抜け出して激戦を制してみせた。

勝ったトラストレイカは今年のJRAブリーズアップセールで1836万円で落札されていた。ケイムホーム産駒は現2歳世代で10頭目の勝ち上がりとなっている。
馬主は菅波雅巳氏、生産者は新ひだか町の嶋田牧場。馬名の意味由来は「冠名+家族名」。

騎乗していた横山典弘騎手と尾関知人厩舎は、明日の阪神ジュベナイルF(G1)にコココノアイでの参戦を控えており、弾みのつく勝ち星となった。

1着 トラストレイカ(横山典騎手)
「一生懸命すぎる感じですね。2番手で何とか我慢出来ましたが、放すと行ってしまいそうでした。もう少し我慢がきくようになると更に良いですね。ダートで勝ちましたが、ダートよりも芝の方が合いそうな感じがします」

2着 スズダリア(後藤騎手)
「良い格好で回って来られたことは評価できますね。緩急をつけた走りが出来ない感じなので、行って突かれながら頑張る形が合っていると思います」

3着 イオ(丸山騎手)
「入厩して日が浅い分、最後は甘くなってしまいました。よく頑張ってくれました。良いスピードがありますし、ここを使って息も出来てくると思います」

4着 オンユアマーク(三浦騎手)
「頭が高い感じがあって芝部分ではハミを取りませんでしたが、ダートに入ってからはハミを取ってくれました。砂を被る経験も出来ましたし、次に繋がる内容だったと思います」

5着 テイクミーホーム(蛯名騎手)
「まだトモも緩いし、あまり出ていかないだろうな、と返し馬のときから感じていました。思っていた通りのレースになりましたが、最後は伸びずバテずという感じになりました。気を遣っているところもあったので、慣れてくれば変わると思います」

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トラストレイカ
(牝2、美浦・尾関厩舎)
父:ケイムホーム
母:シャコージュノー
母父:ノーザンテースト

トラストレイカ

トラストレイカ

トラストレイカ

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