マルターズシャトルが人気に応え1馬身半差V…中山新馬

1月12日(月)、1回中山5日目4Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の1番人気・マルターズシャトル(牡3、美浦・堀井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.0(良)。

2着には1馬身3/4差で2番人気・ダークグリーン(牡3、美浦・尾関厩舎)、3着には3/4馬身差で4番人気・ニシノアンジュ(牝3、美浦・武井厩舎)が続いて入線した。

外からニシノアンジュが先手を窺うと、内からエフティロビン、カクテルトウショウも先行。ダークグリーンは4番手。マルターズシャトルは中団外目から押し上げ、先頭集団にとりつく。3F過ぎには馬群も大きく縦に伸び、エフティロビン、ニシノアンジュ、マルターズシャトルの3頭が後続にリードをとって直線へ。
先にエフティロビンが脱落する中、2頭のマッチレースをマルターズシャトルがニシノアンジュを競り落として優勝。道中で自ら動いて押し切る競馬で、力の違いをみせつけた。

勝ったマルターズシャトルは現役時代芝で4勝を挙げたマルターズホビーの子。タイキシャトル産駒は現3歳世代で11頭目の勝ち上がりとなっている。
馬主は藤田在子氏、生産者は日高町の天羽禮治氏。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

1着 マルターズシャトル(吉田隼騎手)
「返し馬で気が入っていない感じがしたので、そこは心配していましたが、能力はあると思っていました。ゲートがそれほど速くないので、外枠は良かったと思います。まだ競馬を分かっていない感じでしたが、4コーナーでの手応えが良かったので何とかなると思いました。まだピリッとしていない現状では、マイルくらいでもやれそうな感じがします」

2着 ダークグリーン(尾関調教師)
「最後は兄弟と同じようなシブいところが出た感じがしますけど、初めてでも落ち着いてレースに向かえましたし、風が強く馬場も重いなかでよく頑張ってくれました」

3着 ニシノアンジュ(石川騎手)
「前半に競り合った分、終いは甘くなりましたが、攻め馬通り良いスピードを見せてくれました。軽い走りをしますし、しっかりしてくれば芝でもやれると思います」

4着 デュアルフレイム(戸崎圭騎手)
「まだまだ心身共に幼さがありますね。良い馬なので、使いながら変わってくると思います」

5着 ヴァッハウ(北村宏騎手)
「自分のリズムで走れていましたし、最後も伸びていて初戦としては悪くない内容だったと思います。周りに気を遣いながら走っていましたが、慣れてくれば自信を持って走れるようになると思います」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

マルターズシャトル
(牡3、美浦・堀井厩舎)
父:タイキシャトル
母:マルターズホビー
母父:Spinning World

マルターズシャトル

マルターズシャトル

マルターズシャトル


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。