【京都牝馬S】故障明けでも気合乗りは十分のゴールデンナンバー

21日、土曜京都11レース・京都牝馬S(G3)の追い切りが美浦トレセンにて行われた。

前走、京成杯オータムハンデ除外のゴールデンナンバー(牝6、美浦・鈴木康厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.2-51.7-39.1-14.5秒をマークした。

【鈴木康弘調教師のコメント】
「予定していた京成杯オータムハンデを前胸部裂創で競走除外になって以来になりますが、気持ちで走る馬で今も気合い乗りが良いので久々でも問題ないと思います。ただ全身麻酔をして手術をしましたので、その影響がなければいいですね。去年のこのレースでは6着でしたが、大外から伸びていましたし、今年も展開が向けばやれていいと思っています」


前走、愛知杯5着のパワースポット(牝7、美浦・菊沢厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F55.8-41.4-27.6-13.2秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走はスローペースで折り合いに苦労する場面がありましたが、終いはしっかり脚を使っていますし、よく頑張ったと思います。レース後は放牧に出さず、厩舎に置いて調整してきました。ここを目標に順調にきていますし、プラス体重で出走できそうです。今日の追い切りは調整程度でしたが、動きも良かったです。京都マイルはレースがしやすいですし、折り合いをつけて直線でスムーズに外へ出せれば今回も良い脚を使えると思っています」