【キーンランドC】1200mで巻き返しへモンドキャンノ「集中力を保てるかどうか」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うモンドキャンノ

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うモンドキャンノ

23日、キーンランドカップ(G3)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、NHKマイルカップで9着だったモンドキャンノ(牡3、栗東・安田隆厩舎)は、安田翔伍調教師を背に芝コースで追われ、5F65.8-50.1-36.5-11.7秒をマークした。

【安田翔伍調教師のコメント】
「抜け出してから集中力を欠くところがあるので、今週の水曜日の稽古では、抜け出してから遊ぼうとしたところで遊んではいけないと合図を出して教えました。今後に向けては更に集中してほしいという感じでしたが、いつもよりはしっかり走れていました。道中は馬の後ろでリラックスして走れていました。次を見据えたときにここで目一杯には仕上げていけませんが、今回のレースに向けて思い描いている通りに調整できています。適正距離が1200という訳ではありませんが、今回の経験で気持ちの幼さを補えればと思います。1200で集中力が高まると思いますし、どんな展開になっても対応できると思います。洋芝は気になりませんし、あとは集中力を保てるかどうかですね」

【藤巻助手のコメント】
「今回は休み明けで競馬に向けては緩さがある感じですが、先週芝コースで追って形になってきました。先を見据えての作りではありますが、今回競馬を使って更に良くなっていく余地はあります。競馬に行っての集中力の問題かと思いますが、短距離なら集中力ももつかと思います。朝日杯はスローペースのヨーイドンになって展開が向きましたが、NHKマイルカップでは道中折り合っていても追ってからがもうひとつでした。マイル、1800を使ってきて結果が出ていませんし、スプリント路線に向かうには良いタイミングかと思います。もともとスピードはありますし、距離短縮は良いと思います。去年の函館にいた頃はかかる面を見せていましたが、マイルや1800を使ってきたことで競馬がしやすくなっているのではないかと思います」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うモンドキャンノ