【弥生賞】重賞2勝ニシノデイジー2枠2番、ワグネリアン全弟カントルは3枠3番!

ニシノデイジー

本番へ弾みを付けたい2枠2番ニシノデイジー

3月3日(日)、中山競馬場で行われる第56回 弥生賞(G2)(3歳 国際 指定 馬齢 芝2000m)の枠順が確定した。

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数多くの名馬がステップレースとして選んできた皐月賞最重要トライアル。近10年の勝ち馬を見ても、勝ち馬からはロジユニヴァース、マカヒキ、ヴィクトワールピサなど、後に頂点を極めた馬の名が並ぶ。今年もこの先控えるクラシック本番に向けて、少頭数ながら激戦が予想される。

ここまで5戦3勝の2枠2番ニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)が人気の中心か。新馬戦こそ2着に敗れたが、そこから3連勝で札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sを制し、一躍世代トップクラスの実力馬へ成長した。前走のホープフルSは3着だったものの、最内枠から窮屈な競馬を強いられたことも影響している。トライアルレースを勝利し、関東のエースとして皐月賞に臨みたい。

関西から意欲の東上を敢行するのが、ダービー馬ワグネリアンの全弟3枠3番カントル(牡3、栗東・藤原英厩舎)。新馬戦はサトノウィザードの2着に敗れたものの、2戦目で豪快な競馬を見せ初勝利。前走のセントポーリア賞は先行すると、4コーナー2番手から上がり3F33.3の末脚を駆使して押し切った。初めての中山コースに不安はあるが、兄が2着だったこのレースを制して、本番に駒を進めたいところだろう。

デビューから連勝で京成杯を制した1枠1番ラストドラフト(牡3、美浦・戸田厩舎)が無敗の3連勝で弥生賞制覇を狙う。母は桜花賞馬マルセリーナという良血馬。前走の京成杯は2番手を追走すると早めに動いて後続を完封。センスの高さを見せている。新馬戦で2着に下したヒシイグアスもすでに2勝を挙げているように、デビュー戦のレベルも高かった。無敗のまま本番に臨むことができるかどうか。

前走の梅花賞を制しまだ底を見せていない4枠4番サトノラディウス(牡3、美浦・国枝厩舎)、持続力勝負で台頭する7枠8番ブレイキングドーン(牡3、栗東・中竹厩舎)、南関東・川崎競馬所属の札幌2歳S2着馬8枠9番ナイママ(牡3、川崎・河津厩舎)などが本番への切符を狙う。弥生賞の発走は15時45分。枠順は以下の通り。

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