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【朝日杯フューチュリティS】ハイペース確定? 『絶好ポジション』から突っ込んでくる馬は!?
2020/12/20(日)
軽快なスピードを武器とするブルースピリット
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週は朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>ハイペースは避けられない
<2>スピード能力が問われる
前々の競馬で結果を残してきた馬が多数揃いました。逃げ、先行馬の中でも脚を溜められる馬、溜めても味がない馬と個性が分かれます。前者は少し控えても良いですが、後者は変に押さえず果敢に前のポジションを取りに行くでしょう。
⑥ブルースピリットをはじめ、これだけ前に行きそうな馬が揃えばハイペースを想定していいでしょう。後者のタイプで内枠で揉まれたくない②グレナディアガーズや、あまり溜めが利かないイメージの⑭モントライゼがより前に行くと見ています。
<向正面>
⑭②↑
⑬⑥①↑
↑
⑪⑧④↑
⑩⑨↑
↑
⑫⑤③↑
↑
⑯⑮⑦ ↑
前走のデイリー杯2歳Sでは2番手で上手く溜めていた⑬ホウオウアマゾンは、行きたい馬を行かせて好位をキープできそうです。
その逃げ馬集団を見ながら追走するのが⑧レッドベルオーブ。2度のレコード勝ちがあるようにスピード勝負は大歓迎のタイプ。速いペースで決め手が生きるのでしょう。
後方待機組にとって怖いのが、バテて下がってきた逃げ・先行馬を避けられずにブレーキを踏んでしまうことです。
⑤ドゥラモンドや⑦ステラヴェローチェは、共にストライドが大きいのでエンジンを掛け直すことになるとロスが大きいです。武豊騎手と横山典騎手は、いかにスムーズに走らせるかに注力するのではないでしょうか。
<直線入口>
⑬⑭↑
⑥ ↑
⑪⑧②↑
⑫ ①↑
⑤⑩⑨↑
⑦ ↑
⑯ ⑮ ↑
馬群の内目は密集しそうで、手応えに余裕がなかったり、決め手がなかったりすると、馬群を捌くことに苦労するでしょう。それに、ハイペースですから確かなスピード能力がなければ付いていくことができません。
前の馬も決して楽ではないですから、最後に甘くなったところを追い込み馬が急襲するシーンも充分に考えられます。かなりハードな戦いが予想されるので、好走馬には後々の活躍を期待していいでしょう。
⑧レッドベルオーブが押し切るか?
⑦ステラヴェローチェの末脚炸裂!?
波乱のカギを握る伏兵馬はコレだ!
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