【オールカマー】本番に繋がる一戦は牝馬に要注目!

昨年のオールカマーは牝馬のセンテリュオが差し切り勝ち

昨年のオールカマーは牝馬のセンテリュオが差し切り勝ち


過去10年を振り返ると二桁人気馬は馬券圏内にきていないが、4、5、6番人気辺りの馬が活躍しているため中波乱になりやすい。牝馬の出走ケースはそれほど多くないが、勝率、連対率は良いので使ってきた場合はマークしておきたい。

衝撃の強さで大阪杯を制したレイパパレが始動する。前走の宝塚記念は3着と初黒星を喫したが、強い内容でここでは能力的に最上位の存在といえるだろう。これまで休み明けでも結果を残しているが、テンションが上がりやすい面も見せていただけに落ち着きがカギになりそうだ。

同じく牝馬のウインマリリンも出走を予定。春は日経賞勝ちをおさめ牡馬相手でもやれる能力を証明した。こちらもレイパパレ同様、テンションが課題になるだろう。

牡馬の大将格はグローリーヴェイズだろう。6歳になったがキャリア15戦と年齢の割りにそれほど使い込まれておらず、前走のクイーンエリザベス2世Cでもラヴズオンリーユーの僅差2着と衰えは見られない。海外遠征帰りの休み明け初戦で、仕上がり具合に注目だ。