【エリザベス女王杯】3強の中で一番買えるのは!?「狙うべき馬ランキング」から浮上した1頭

母が獲れなかったタイトルを狙うアカイトリノムスメ

母が獲れなかったタイトルを狙うアカイトリノムスメ


今週は阪神競馬場で、エリザベス女王杯(G1、芝2200m)が行われます。

そこで当コーナーでは「実績」「上昇度」「距離適性」から、注目馬をピックアップしていきます!

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼実績トップ3
1位 レイパパレ・・・・・★★★★★(5P)
2位 アカイトリノムスメ・★★★(3P)
3位 ウインマリリン・・・★(1P)

実績1位はレイパパレ。今春に牡牝混合G1の大阪杯1着、宝塚記念3着というパフォーマンスは今年のメンバーでは断然。2位には牝馬クラシック最終戦の秋華賞を制したアカイトリノムスメ。今年はG1馬が2頭しかおらず、上位評価します。

▼上昇度トップ3
1位 アカイトリノムスメ・★★★★★(5P)
2位 ウインマリリン・・・★★★(3P)
3位 テルツェット・・・・★(1P)

上昇度1位はアカイトリノムスメ。前走で秋華賞1着、前々走でオークス2着とG1で連続連対と勢いがあります。2位は近3戦でG2を2勝しているウインマリリン、3位には近6戦で重賞2勝を含む5勝と充実一途のテルツェット。

▼距離適性トップ3
1位 ウインキートス・・・★★★★★(5P)
2位 ウインマリリン・・・★★★(3P)
3位 レイパパレ・・・・・★(1P)

距離適性1位は、芝2200mで3戦して連対率100%のウインキートス。2位に前走で中山芝2200mのオールカマー1着のウインマリリン。3位はエリザベス女王杯と同舞台の阪神芝2200mで行われた宝塚記念で3着に好走したレイパパレ。

▼総合トップ3
1位 アカイトリノムスメ・★★★★★★★★(8P)
2位 ウインマリリン・・・★★★★★★★(7P)
3位 レイパパレ・・・・・★★★★★★(6P)

大接戦の末に総合1位に輝いたのはアカイトリノムスメ。牝馬3冠レースの桜花賞4着、オークス2着、秋華賞1着とレースを重ねるごとにパフォーマンスを上げてきた上昇度は目を見張るものがあります。今回は古馬と初対戦も現在の充実ぶりならG1連勝も十分可能でしょう。

総合2位は僅差でウインマリリン。今年に入り牡馬混合のG2を2勝。芝2200mのオールカマーを制した勢いに加えて、昨年のエリザベス女王杯でも4着に健闘しています。実績も今年のメンバーでは上位で、ベスト条件の今回はG1初制覇があるかもしれません。

総合3位は実績最上位のレイパパレ。芝2200mの宝塚記念でも3着に入っており、距離不安を理由に評価を下げるのは禁物。大阪杯では昨年の三冠馬コントレイル、G1競走5勝のグランアレグリアを完封しているだけに、牝馬同士の今回は着順を上げてきそうです。(競馬ラボ研究員・青木)