【ローズS】昨年も12番人気が2着!穴馬に共通する「激走ポイント」を満たした伏兵馬

前走三木特別2着のヴァンルーラー

前走三木特別2着のヴァンルーラー


ローズステークス(G2、中京芝2000m)は近5年、1番人気の連対がわずかに1回。

対照的に10番人気以下の馬が4頭も馬券に絡んでおり、昨年も12番人気のエイシンヒテンが2着に激走。穴党必見の「荒れるレース」といっていいでしょう。

ただし荒れるといっても「どの穴馬を買えばいいか…」とお悩みの方も多いハズ。でも、大丈夫!人気薄で好走した馬たちには、近走着順を見るだけで一目瞭然な「激走ポイント」がありました。

ズバリ狙い目は「前走が2勝クラス」かつ「2~6着に負けている馬」です!

▼「前走2勝クラス」で「2~6着」だった主な好走馬(過去10年)
14年3着 リラヴァティ(9人気)
→前走…西海賞4着

16年3着 カイザーバル(6人気)
→前走…道新スポーツ杯6着

17年2着 カワキタエンカ(6人気)
→前走…三面川特別2着

18年3着 ラテュロス(13人気)
→前走…HTB賞3着

21年2着 エイシンヒテン(12人気)
→前走…藻岩山特別4着

ローズSは春の実績馬と夏の上がり馬が対決するレースで、特に「2勝馬」が多く参戦します。

「2勝馬」は主に前走1勝クラスを勝ち上がってきた馬と、2勝クラスで敗れていた馬の2パターン。

ローズSは3歳牝馬限定の重賞とあって、2勝クラスで善戦できるくらいの力量があれば十分に好走可能なことが分かりますね。

さらに上記5頭はいずれも前走で「3番人気以内」に支持されていました。2勝クラスで仮に敗れていても、上位人気を集める=高い能力の証。

「条件戦で負けているから、重賞では厳しいだろう…」とレッテルを貼られて人気を落とした結果、牝馬同士の一戦で巻き返すパターンが非常に多くなっているのです!

今年の出走馬で「前走2勝クラス」で「2~6着」だった馬は、ヴァンルーラーセントカメリアの2頭。

特にヴァンルーラーはレース間隔が開くこともあって、人気落ち必至。前走2番人気で2勝クラス2着なら、力量的にも十分通用するレベルだけに、押さえておきたい穴候補といえそうです!