【シルクロードS】実績アリなのに人気ナシ!?「激走ポイント」にピタリ該当した逆襲の穴候補

斤量面で恵まれているテイエムスパーダ

斤量面で恵まれているテイエムスパーダ


シルクロードステークス(G3、芝1200m)は一筋縄ではいかない、短距離ハンデ重賞です。昨年も2着に7番人気のシャインガーネットが入り、好配当を演出しました。

馬券的な難易度は高めなイメージですが、実は出走表を見るだけで馬券に絡む馬を大幅に絞り込める「激走ポイント」があるのをご存じでしょうか!?

「前走レース別成績」に注目。なんと前走「京阪杯」組が「スプリンターズS」組を抑えての成績トップ。

複勝率も『45.5%』と非常に高い数字を残しているんです!

▼前走レース別成績(過去5年)
京阪杯
[3-2-0- 6]複勝率45.5%

スプリンターズS
[2-1-0- 9]複勝率25.0%

淀短距離
[0-0-1-18]複勝率 5.3%

その他
[0-2-4-42]複勝率12.5%

さらに前走「京阪杯」組を詳しく調べると、馬券に絡んでいた5頭のうち4頭は「前走4着以下」からの巻き返しでした。

▼前走「京阪杯」組で 「前走4着以下」からの好走馬(過去5年)
21年1着シヴァージ(4人気)
→前走京阪杯5着

20年1着アウィルアウェイ(3人気)
→前走京阪杯4着

19年2着エスティタート(11人気)
→前走京阪杯5着

18年2着セイウンコウセイ(5人気)
→前走京阪杯7着

京阪杯は同じ芝1200m重賞でも獲得賞金により斤量が変動する「別定戦」です。

一方、シルクロードSは冒頭にも述べたように「ハンデ戦」ですから、各馬の力量差を考慮して斤量が設定されます。

京阪杯で4着以下に敗れていた馬は、大敗後のイメージからハンデに恵まれることもしばしば。よって力を出し切れなかった馬が巻き返すシーンが多いと考えられます!

今年の出走馬で前走「京阪杯」組で「前走4着以下」に敗れていたのはエイティーンガール、テイエムスパーダ、マリアズハートの3頭。

特にテイエムスパーダは、昨夏に日本レコードでCBC賞勝ちをあげている実力の持ち主ながら、斤量55キロとやや恵まれた感アリアリ!スムーズに先手を奪うことができれば、昨夏の再現があっても驚けません!?