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【オークス】リバティアイランドの位置取りは?「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補がコレだ
2023/5/21(日)
3つ目のG1タイトル奪取を目指すリバティアイランド
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
先週のヴィクトリアマイル(G1)では逆転候補に挙げたソングライン(4番人気)が差し切り勝ち!
今週はオークス(G1、東京芝2400m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
- <1>⑥が引き締まった流れを作る
- <2>最後の直線では切れ味勝負!
スタートが上手でダッシュも速い⑥ゴールデンハインドがハナに行くことになるでしょう。切れ味よりもスタミナを生かしたいタイプなので平均~やや速めのペース。淀みのない流れを作りたいところ。
単騎逃げを許すわけにはいかない2番手集団には⑨コナコースト、⑩ソーダズリング、⑭ペリファーニア辺りが続きます。この中だと⑨コナコーストは粘り込みタイプ、⑩ソーダズリングと⑭ペリファーニアは溜めつつ切れ味を使いたいタイプ。
向正面
↑⑥↑④⑨
↑⑩⑪⑭
↑⑫⑯
↑
↑⑦⑰
↑②⑤
↑⑧⑱
↑①③⑬⑮
マイルでそこそこの位置に付けられて、折り合いに不安がないようであれば楽に中団より前にいられるでしょう。⑫ハーパーや⑯ドゥアイズのような距離が延びた方が競馬がしやすい馬にとっては好条件です。
⑤リバティアイランドは折り合いに不安はないですし、この距離なら馬任せでも中団辺りで競馬できるでしょう。とにかく脚を溜めて長い直線勝負に備えます。
更に後ろからでは⑤リバティアイランドを差すのは難しいので着拾いのような立ち回りになりそうです。バテた馬を1頭でも多く交わしていく発想ですね。
直線入口
↑⑥↑④⑨⑭
↑⑩⑪⑫⑯
↑⑦⑰
↑ ②⑤
↑
↑⑧⑱①
↑ ③⑬⑮
⑥ゴールデンハインドが先頭のまま最後の直線勝負へ。体型が前後に長くストライドが大きく、この馬も距離延長が歓迎のスタミナタイプ。最後までスタミナ勝負に徹してどこまで粘り込めるか。
⑨コナコーストは器用さが武器でどうにでも立ち回れるイメージです。ややパワー不足でもうひと押しが利かないため善戦マンという成績なので、レーン騎手の腕でどこまで補うことができるか。
⑭ペリファーニアは前走の内容からもスタミナは十分。この中間は体調が上がってきて、馬体も大きく見せてパワーアップを感じさせます。⑤リバティアイランドを除けば上位の切れ味を持っています。
⑩ソーダズリングは前走が変な負け方。前を掴まえに行かず構え過ぎたのでしょうか。競走馬の仕掛けどころは、馬のタイミングや勢いがついたところで動かないと不発に終わることも…。力を出し切る立ち回りで巻き返しのチャンスもあります。
これらの先行馬をまとめて差し切るのが大本命の⑤リバティアイランド。馬体の張りが凄く、切れ味も一級品。これだけ広いコースで距離もあれば難なく抜け出してくるでしょう。坂を上がった辺りから追って一気に差し切ると見ました。
本命候補:⑤リバティアイランド
逆転候補:⑩ソーダズリング
展開予想でおなじみの吉沢宗一さんがレース発走直前のパドックで、よく見える5頭をTwitterで配信しています! 吉沢宗一のツイートを見る
(元JRA騎手)
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