【日本ダービー】皐月賞はソールオリエンスをズバリ!「好走馬の調教パターン」に該当した人気薄

無敗でのダービー制覇を目指すソールオリエンス

無敗でのダービー制覇を目指すソールオリエンス


競馬の祭典、日本ダービー(G1、東京芝2400m)には、大多数のファンが気づいていない「好走馬の調教パターン」があります。

これはスゴいですよ? 『昨年はこれでワンツー!今年も発見「好走馬の調教パターン」に合致した爆弾穴馬』の記事で紹介した皐月賞は、該当馬ソールオリエンスが異次元の末脚で差し切り!

大人気コンテンツ『三ツ星穴馬』で限定公開した13番人気の爆穴馬メタルスピードの僅差4着には、肝を冷やされたファンも少なくないでしょう。

日本ダービーも皐月賞と同じく、「ウッドコース」で「本番と同じ騎手」が乗っていた馬に注目。過去5年の1~3着馬15頭のうち12頭が「1週前または最終追い」の「ウッドコース」で「ジョッキーが騎乗」。そのうち10頭は「レースと同じ騎手」が乗っていました。


●22年
1着 ドウデュース(3人気)
→1週前1ハロン11秒2(強め)

2着 イクイノックス(2人気)
→当週1ハロン11秒6(馬なり)

●21年
1着 シャフリヤール(4人気)
→1週前1ハロン11秒7(強め)

2着 エフフォーリア(1人気)
→当週1ハロン11秒9(強め)

3着 ステラヴェローチェ(9人気)
→1週前1ハロン11秒7(一杯)

●20年
1着 コントレイル(1人気)
→1週前1ハロン12秒4(強め)

2着 サリオス(3人気)
→1週前1ハロン12秒0(強め)

3着 ヴェルトライゼンデ(10人気)
→1週前1ハロン12秒1(一杯)

●19年
3着 ヴェロックス(2人気)
→1週前1ハロン11秒2(一杯)

●18年
3着 コズミックフォース(16人気)
→当週1ハロン12秒5(馬なり)

わが国には「人馬一体」という言葉があります。平安時代から続く日本の儀式である流鏑馬(やぶさめ)を由来としており、正確に的を射るには人と馬が文字どおり一体とならなければならない……という意味です。

これをダービーに例えると、ほとんどの馬が初経験となる東京芝2400mの舞台で世代の頂点に立つには、同じ騎手と調教の段階から信頼関係を築かなければ、最高の結果を出すのは難しいといえます。

また近年はラスト1ハロン12秒0を切っていた馬が活躍。最後の直線で速い上がりを繰り出すには道中で折り合いがつくことが必要不可欠で、全体時計よりも終い鋭い伸びを披露していた馬に注目してください。

今年の日本ダービー有力馬を例にすると、皐月賞で猛プッシュしたソールオリエンスは1週前、当週とウッドコースで横山武騎手が騎乗。余裕残しの手応えで2週続けてラスト1ハロン11秒台をマークとバッチリ合致!

ところが同じく上位人気が予想されるスキルヴィングは、青葉賞の中間調整時と同じく1週前及び当週ともルメール騎手ではなく調教助手が騎乗しており、好走馬の調教パターンからズレているのは気になるところ。

皐月賞でアワヤの場面を作ったメタルスピードのように、『三ツ星穴馬』で公開中の激走条件を満たした爆穴馬が割って入る場面があっても驚けませんよ!