今週から美浦へ来ています【柴山雄一コラム】

【マーメイドＳ】波乱の香り漂う牝馬重賞！今年は異例？

提供：重賞トレンドジャッジ
柴山雄一

名馬、名手の里・笠松競馬から2005年にJRAへ移籍。美浦を拠点に活躍を続けるいぶし銀ジョッキー。不惑を迎えた現在、G1の頂きを目指し、奮闘する騎手人生、騎乗哲学を綴ります。


前回もお伝えした通り、今週から美浦へ来ています。急に決めたことでもありましたし、自分としてもすぐに実戦でも乗れるとは思ってもいませんでしたから、さすがに乗り鞍はありません。皆さまには参考になるお話ができないことは恐縮ですが、追い切り以外も日々、調教に乗せていただき充実しています。

キッカケの一つに、北海道の際、蛯名(正義)先生から「美浦に来ないのか？」と声を掛けていただいていました。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、蛯名厩舎は大半が藤沢和雄厩舎のスタッフたちということもあり、馴染のある面々ばかりです。

メモリアルの勝利を挙げさせていただいた畠山(吉宏)厩舎にも乗せていただいたのですが、600勝を達成した際のフェスティヴビームの臼井オーナーも厩舎へ顔を出しており、お礼をさせていただきました。オーナーがトレセンまで足を運ぶことは多くないと思いますし、僕が勝たせていただいた際には来られていなかったので、本当にいいタイミングでした。

他にも、(田中)勝春さんから食事に誘っていただきましたし、普段の調教にしろ、声を掛けていただけることはありがたい限り。仕事があることは幸せだと改めて感じました。次週以降は3場開催にもなるので、競馬にも乗れるよう頑張っていきたいと思います。