トピックスTopics
【函館記念・想定騎手】伝統の一戦にエアスピネル、スズカデヴィアスら16頭
2019/7/7(日)
7月14日(日)、函館競馬場で行われる第55回函館記念(3歳上 国際 指定 ハンデ 芝2000m)の登録馬が発表された。
夏の函館開催も、早くも終盤。函館伝統のハンデ戦が今年もやってくる。エリモハリアーの3連覇から10年以上が経過したが、当時より勝ち時計が速くなり、スピード、そして機動力がより求められるようになっている。ここで賞金を加算し、勢いをつけて札幌記念に駒を進める馬は誰か。
混戦のハンデ戦で中心視されそうなのがエアスピネル(牡6、栗東・笹田厩舎)。早くから素質の高さを示し、朝日杯FSやマイルCSといったG1でも2着がある。昨年の秋シーズンは富士Sで4着、マイルCSで10着と不本意な結果に終わったものの、じっくり間隔を空けて立て直し、照準を北の大地に合わせてきた。8ヶ月ぶりとはいえ、ここは負けられないところだろう。
実力馬スズカデヴィアス(牡8、栗東・橋田厩舎)も侮れない。京都記念でラブリーデイの2着などがある古豪。初重賞制覇を果たした新潟大賞典以来、やや不振傾向が続いていたものの、前走の巴賞では59キロという重斤量を背負いながら後方から末脚を伸ばして1着。改めて実力をアピールした。距離延長はプラス。斤量次第で連勝も視野に入る。
今年に入って中山金杯2着、京都記念2着、鳴尾記念3着と安定した成績を残すステイフーリッシュ(牡4、栗東・矢作厩舎)にも注目が集まる。さすがに距離が長かった昨年の菊花賞以降2000m前後を使われ、本来の距離適性に戻ったことで安定したレース運びが可能となった。機動力もあり、初めての函館に不安はない。
前走の福島民報杯でオープン初勝利を挙げたレッドローゼス(牡5、美浦・国枝厩舎)、安定感ある走りを見せるナイトオブナイツ(牡6、栗東・池添兼厩舎)、前走、前の馬を捌ききれなかったマイスタイル(牡5、栗東・昆厩舎)など、北の地に集った函館記念の登録馬は以下の通り。
アーバンキッド ○○
アメリカズカップ 横山武
エアスピネル 福永
カルヴァリオ 吉田隼
ゴールドギア ○○
スズカデヴィアス 勝浦
ステイフーリッシュ 中谷
ドレッドノータス 菱田
ナイトオブナイツ 池添
ブラックバゴ 斎藤
ポポカテペトル 岩田康
マイスタイル 田中勝
マイネルサージュ 国分恭
マイネルファンロン 丹内
メートルダール 武藤
レッドローゼス 蛯名
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
この記事に取り上げられているレース
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/25(水) 【兵庫ゴールドトロフィー】川崎のフォーヴィスムが大激戦を制し交流重賞初V!
- 2024/12/25(水) 2冠牝馬スターズオンアースが引退、繁殖入り
- 2024/12/25(水) 【東京大賞典】東京大賞典3連覇を目指すウシュバテソーロに秘策あり!
- 2024/12/25(水) 【ホープフルS】名手に"凄い"と言わしめた良血アマキヒがG1に挑む!
- 2024/12/25(水) 【ホープフルS】G1でも通用!ショウナンマクベスが中山替わりでもうひと押しへ
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】輝いた復活の末脚!戸崎騎手&3歳牝馬レガレイラが優勝!
- 2024/12/23(月) 【2歳馬情報】ホープフルSデーの中山に快速女王の息子が登場!
- 2024/12/22(日) 【ホープフルS】出走馬格付けバトル!圧倒的な総合1位に輝いた来年の主役候補とは