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【大阪杯】高松宮記念もきっちりヒット!『ミスター大阪杯』アンカツが2強を分析!
2021/4/3(土)
08年大阪杯を優勝し年末の有馬記念も勝ったダイワスカーレット
高松宮記念も本命レシステンシアからキッチリ仕留めて、春のG1シリーズを白星発進!
今週の大阪杯(G1、阪神芝2000m)も、「アンカツ」こと安藤勝己さんが元ジョッキーの視点から予想します!
アンカツさんはG1昇格前の大阪杯を2008年ダイワスカーレットなど合計4勝した相性抜群のレース。実際に勝った経験も踏まえて分析してもらいました!
☆ポイント☆「4歳vs古馬」の力関係
このレースを予想する上で重要なポイントは『年齢』だね。
とにかく大阪杯は「4歳馬」が強い。不思議と大阪杯と相性が良くて合計4回勝たせてもらったけど、2008年のダイワスカーレットを含めてどの馬も明け4歳やった。
この傾向は最近になっても変わっとらん。G1に昇格してからも3年続けて4歳馬は必ず馬券に絡んでて、2018年は1~3着を独占しとる。
3歳のときに「レベルが低い」って言われた世代でも、4歳のときに好走してるのが大きなポイントやと思う。
対照的に古馬勢は、6歳以上になるとほとんど通用していない。
▼大阪杯の年齢別成績(過去10年)
4歳[5-4-5-24]複勝率36.8%
5歳[5-4-2-28]複勝率28.2%
6歳[0-1-3-24]複勝率14.3%
7歳[0-1-0-13]複勝率 7.1%
8歳[0-0-0- 9]複勝率 0.0%
多くのサラブレッドは3歳秋~4歳に能力のピークを迎える。成長のタイプにもよるけど、基本的に5歳を過ぎたら下り坂や。
2001年に私が騎乗して勝利したトーホウドリーム(9人気)もそう。単勝1.3倍のテイエムオペラオー(4着)を負かしたから、競馬歴の長いファンなら覚えとるんやないかな(笑い)。
当時のテイエムオペラオーは、その前の年(4歳時)に芝の中長距離G1を全部勝った。1つ年を重ねただけで圧倒的な存在では無くなったし、あの馬が全盛期だったら、どう乗っても恐らく敵わなかっただろうね。
今年の大阪杯は4歳馬のコントレイルと、5歳になったグランアレグリアの「2強ムード」やね。
私が狙っている1頭は前走の結果を受けて人気落ちしそうやし、4歳馬が強い大阪杯なら巻き返せると思うよ。
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