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エルムSはアメリカンシードに騎乗します!【柴山雄一コラム】
2022/8/5(金)

名馬、名手の里・笠松競馬から2005年にJRAへ移籍。美浦を拠点に活躍を続けるいぶし銀ジョッキー。不惑を迎えた現在、G1の頂きを目指し、奮闘する騎手人生、騎乗哲学を綴ります。
2場開催が続く今週は日曜のエルムS(G3)でアメリカンシードに騎乗させていただくことになりました。
調教に乗っているわけではないため、現時点であくまで印象でしか語れませんが、これまでの戦歴からは力があるし、やれてもいいと思っています。どうしても折り合い面が課題になると思いますし、このレースはペースが速くなりがちな傾向があるのですが、気分良く走らせたいです。
土曜の未勝利戦ではラミアヴィータに引き続き乗せていただきます。何としても勝たせたいという思いはあるのですが、どうしてもハナを切らないと力を出し切れない性格面があるため、展開などの助けが欲しいのは事実。ただし、権利持ちが揃っている印象ですね。
桑園特別のロードオブザチェコは前走が臨戦過程としては少々厳しい状況下で健闘してくれたところで、このハンデは恵まれたのではないでしょうか。状態面も前走より持ち直しているでしょうし、前走以上を狙いたいです。
日曜のライラック賞からスワーヴシールズは休み明けでいくらか重い面はあるものの、乗り味の良さを感じました。潜在能力的には通用しても、という期待は持っています。
最終レースのクローリスノキセキは追い切りでは気のいいイメージで、乗った感覚よりも時計が出るくらいです。イメージ的には前に行き過ぎると脚を使えなさそうなだけにひとタメ利かせたいとは考えています。
先週の競馬ではシティレインボーは4着。一瞬は飲み込むかと思ったものの、前が残る先週の馬場とあのスタートで最後は同じ脚色になってしまいました。ただ、懸念していた折り合い面も問題なかったですね。
ヤマニンクイッカーはテンから行きっぷりが悪くどうしたものかと驚いてしまったほど。脚を揃えてピョンピョンと走って、全く行ってくれませんでした。そこから形を切り替えていったものの、最後は盛り返して4着。ああいう内容を見ると、ハナか番手が理想。それ以上にこの3戦、内枠ばかりで枠のツキがありません。次こそは外枠がほしいです。中2週で臨むようなので今度こそ、という思いです。
パイプラインは勝ってもおかしくない感覚はあったのですが、ゲートで落ち着きがなく、タイミングが合わずボコっと出る形。ハナか前々じゃないと全く走れないと改めて感じました。
新馬のキングオブザナイルは他馬のアクシデントでゲートに入ったところから出されたことで馬がボケっとしていまいましたね……。出てからも他馬を怖がったり、周りがいなくなってからもハミを取らなかったりと、新馬の悪いところが出ました。次は距離を延長して競馬を覚えさせつつ作っていきたいところです。
先週といえば、アイビスサマーダッシュ(G3)でビリーバーに騎乗した(杉原)誠人が重賞初勝利!藤沢和雄厩舎でも縁があったこともあり、お祝いの連絡はしました。主戦を務めているミルファームさんの馬だし、初ということで僕も嬉しくなりました。明るく、前向きで、若者らしくちょっと生意気なところもありますが(笑)、馬乗り自体も上手いし、真面目にやっているだけに応援していました。藤沢厩舎も解散して独立する形だったし、いいアピールになって良かったと嬉しい一勝でしたね。
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