【ラジオNIKKEI賞】海外帰りのセットアップ 指揮官が語る展望

札幌2歳Sを勝利しているセットアップ

札幌2歳Sを勝利しているセットアップ


ラジオNIKKEI賞
セットアップ
鹿戸雄一調教師

——初の海外遠征となった前走のサウジダービーは11着でした。レースを振り返ってください。

鹿戸調教師(以下、鹿):初の海外遠征でも体調は良かったですし良い雰囲気でレースに臨めましたが、思っていたより砂が深くてこの子には向かない馬場でした。

——今回ラジオNIKKEI賞を選択した意図は。

鹿:特に目標を決めず、この子が1番元気の良い状態のときにもう1回芝のレースを使いたいと考えていて、タイミングが合ってコース条件としてもちょうど良いレースがここだったので選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

鹿:帰国後は着地検疫でしばらく牧場にいました。その後ここを目標に定めてレースの約1ヶ月前に帰厩しました。

——6/19(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

鹿:厩舎のいつも通りのパターンで、1週前は併せ馬でしっかりやりました。ゴール板を過ぎても1コーナー辺りまでペースを落とさず走りましたし、しっかり負荷をかけることができたと思います。

——福島初参戦です。福島芝1800という舞台適性への見通しは。

鹿:小回りの札幌で重賞を勝っていますし、福島芝1800もコース形態にそれほど違いはないので、この子に合っているのではないかと思っています。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

鹿:ここ2戦が不甲斐ない競馬が続いていますが、能力的にまだまだやれると思っています。ここでまた良い走りを見せてくれれば、と期待しています。